先日受給させて頂けることになった障害年金の病歴就労状況等申立書と、病歴就労状況等申立書続紙の2つのエクセルデータです。
障害者の生活にとてもありがたい障害年金制度。こちらは、私自身が息子の申請に向けて作成したものです。
社会保険労務士ではありませんが、中小企業診断士として補助金申請書など多数作成してきました。ビジネス書類作成の基本を大切にしながら、補助金申請書作成経験を活かして書いたものです。
下記の2点を意識して作成しています。
・審査して下さる方が判断しやすいよう、客観的事実(例:自閉症と診断された)とそれが及ぼしている影響・状況(例:コミュニケーションが苦手な自閉症の特性によって周囲から浮いてしまい、学校に馴染めず不登校になった、など)を書く
・本紙・続紙どちらも、印刷して見える範囲で文字数をギリギリまで使う
PDFだと1から入力しなければなりませんが、こちらはエクセルデータ納品なので、上書きしながら使って頂けます(原本とは別に上書き用コピーデータをご用意頂くと安心です)。
なお、続紙の元データは☑印、○の挿入、太字や下線加工などがロックされていて変更できないため、使っていません。☑や〇は、印刷後手書きして対応ください。
病歴就労状況等申立書は、基本的に医院・病院ごと、あるいは成長の区切りごとに枠を変えて記載します。
書き方やその他の準備物などについては、WEBでも公的機関窓口(役所や年金事務所。どちらも事前に電話をしてから窓口に行かれた方が良いと思います)でも、情報を入手して頂けます。
窓口の方からは、自閉症や知的障害(療育手帳B)の場合、通る方、通らない方がいらして、また、何度申請しても通らない方もいらっしゃると伺いました。
私は下記のスケジュールを考え、進めました。
①病歴就労状況等申立書の草案を完成させる(提出2か月前)
②年金事務所で確認頂き(事前電話)、必要であれば修正する
③草案を渡し、かかりつけ医に診断書を依頼する(提出1か月半前)
④診断書完成後、必要であれば修正する(提出2週間前)
⑤役所で確認頂き(事前電話)、問題なければ受理頂く
上書きできる状態での納品ですが、ご自身で調べて頂き(病院の初診日など)入力することも多々あります。
記載に必要な書類やデータを早めに用意し見直しながら作成され、通って頂けるようお祈りしています。
エクセルデータについて
①納品は、病歴就労状況等申立書と病歴就労状況等申立書続紙の2つのエクセルです。
②病歴就労状況等申立書の枠の通し番号は16までです。
(どの程度の区切りで書いたら良いかの参考になるかもしれないと思い、初診日を除き、日付を残しています。)
③傷病名、発病日、初診日は空欄にしています。
④4ページのうちの1ページ、本紙の裏(就労・日常生活状況を記載する部分)は、ほとんど白紙にしています。こちらは診断書の内容と齟齬が無いようご記載ください。
⑤病院名、都道府県名は、○○病院、○○県に変更しています。
⑥個人情報は抜いています。
⑦提出時はA3サイズで両面印刷してください。
※A3対応のプリンターが無い方は、エクセルをPDFに変換し、USBなどに入れてコンビニやスーパーなどで印刷できます(コンビニやスーパーのプリンターは、エクセル非対応が多いです)。
⑧PDFへの変換方法
「ファイル」→「名前を付けて保存」→「データの種類」でPDFを選択、でできます。
その他、cubePDF(無料のソフトウエア)をインストール→印刷→cubeを選択、でも可能です。